弊社は、㈱オギタヘムト内にて、2011年より国内工場として操業開始となり10年目を迎える事となりました。開業当初は、10人規模でのサンプル縫製、小ロット縫製のスタイルで始めましたが、ドレスシャツ製造としては、技術的にも未熟な部分もありました。
2年目に入り、本格的な製造形態を取り入れ、設備導入、人員拡大と生産枚数の安定化を目指し、生産フロアの大幅な改善を進めて現在では38名規模の工場へと発展しております。
3年目に入ると、シンプルなドレスシャツメインの製造から、特種なデザイン物やカジュアルシャツ、レディースブラウス等の生産枠も取り入れ技術の更なる向上を目指しました。
現在では、新卒者の若手人員の育成と海外実習生や海外技術者の受け入れも行い全員が一丸となって工場を盛り上げています。
業界的にも国内工場の厳しさは、痛感させられる事もありますが、日本製の品質の確かさを提供出来る工場へと発展していく事を目標としております。
ドレスシャツ、カジュアルシャツ縫製
自社ブランド製品、及びカジュアルOEM 製品の製造とし、技術向上を目指し取り組んでいる。生地、附属の入荷から始まり、裁断作業、縫製作業、仕上げ作業を本社工場に於いて一貫性を求め、ワンフロアーにてのレイアウトとしている。
技術の向上と平行して、最新の自動機(前立穴インデキサー)、釦付け半自動機等設備導入により生産性の安定化を進めています。
ドレスシャツに於いては、高品質、丁寧な縫製を心がけ、カジュアルに於いては着心地、スタイル、ラフ感等の要望に答える仕上がりを大事にしています。
①企画
②加工指図書、縫製仕様書発行
③パターン作成
④生地、附属手配
⑤生地入荷後、色番、柄、素材(混率)、生地巾等の確認を行い、
加工指図書との照らし合せ後、生産スタート
⑥裁断…パターンの確認、マーキング(型入れ)、延反、裁断、パーツ仕分け製品洗い等は、洗い後の縮率も考慮しパターンを作成。
⑦縫製…ロットNoごとに各パーツを縫製し組立てラインにて1着を作り上る。
⑧多品種小ロットが多く、品番ごとの縫製仕様はさまざまで、常に人員配置ミシン配置等変化 が大きい。多品種を生産する事で、オペレーターの技術向上を目指しています。
⑨仕上…縫製完成品の最終検査、プレス、アイロン、たたみ、出荷ドレスシャツに於いては、アイロン作業を丁寧に仕上げ、品質重視での作業となり、カジュアルに於いては、製品洗い等もあり、仕上げ方法の多様性にお答えした製品作りを追求しています。
⑩出荷